システムキッチンの天板交換
たまに、電話やメールで
(ステンレスのキッチン天板が錆びているんです?ステンレスなのにどうしてでしょうか)
という連絡があります。ステンレスも御手入れしないと錆びます。
特にメーカーが作っているシステムキッチンはSUS430というステンレス素材を使っていますので
錆びやすいです。
そこで、キッチンの天板だけステンレスSUS304という材質でオーダーを頂きました。
SUS304はSUS430に比べて錆びにくい素材ですので今までよりも安心して使えます。でもお手入れは必要です。
桜の季節になりました。また花粉症の季節とも言えるようです。
この春に新しいお家を建ててお引越しする家族も多いでしょう。
キッチンの窓から見える風景が素敵です。
ステンレスキッチンシンク天板
SUS304 HL t=1.2
W2630xD650 シンクポケット付き
寒い日々が続いていますが、風邪に、インフルエンザにご用心ください。
昨年、納品させていただきましたステンレスフレームキッチンの1ヶ月点検に行ってまいりました。
奥様も大変気に入っていたようで、
友達が来た時必ず、キッチンから見せるんですよ~~~って言っていました。
ありがたい。
友達がこのキッチン何処の?何処のメーカーといった具合に話が弾み、実はオーダーキッチンなのという会話になり楽しくキッチンの説明をしてくれています。
コンクリート打ち放し風にモルタル仕上げでキッチンの腰壁を作りこだわりの空間です。
水切りシンクは本当に使いやすいと大好評
このオープン抽斗いっぱい入って取り出しやすい
シンクポケットこれも外せません
タイルとのマッチングが素敵
今回のオーダーキッチンは、モダンで落ち着きのあるインテリア
色使いを極力少なくダークなイメージにまとめました。キッチン天板はステンレス製4mm無垢を使いシンクにはシンクポケットも
キッチンキャビネットはメラミン化粧板で構成しました。ステンレスシルバーの輝きを黒いメラミンがいっそう引き立ててくれます。
そして食器洗浄機はボッシュが入っています。
今年も残すところあと3週間、師走ですね~寒くなってきました。外の水道も凍ってました。今年の夏の異常な暑さはもう忘れてしまいました。人間は身勝手ですね。
さて今日は、改めてキッチンについて考えると勝手に言ってますが、何を考えるかというと
昔シンクの奥にあった三角コーナーの生ごみカゴについて考えてみました。
最近は全く見かけませんが、私もお勧めしませんがそれは、自分勝手は判断でそれを他人に押し付けているだけかもしれないと思いました。キッチンの使い方は人それぞれ違うわけですし、十人十色です。
三角コーナーは確かに邪魔で見た目もいい物ではない物ばかりでしたが、改めて考えさせられたのは
日本の国は南北に長く気候も違っているという事、キッチンの工業化systematicにプランを考えるとどうしても
多数派に流れていくのです。オーダーキッチンはそれとは違った観点からプランニングしていくはずなのに
自らの基準をシステムキッチンをベースに考えてしまっている事(自分もですが)に反省しています。
今回は、その三角コーナーを付けたいというお客様のお話を聞いて深く勉強させていただきました。
ほぼ南国と言われる地域では、料理した生ごみが、すぐ腐る、虫が飛んでくるといった状況になり排水トラップのゴミカゴでは、十分な機能を果たさないといった事実があるようです。料理したらすぐ水が切れてすぐに
生ごみ処理機に投入という作業をしたいと切実なお願いをされました。
関東地方の私たちでは、到底理解できない事でしたが、暑い地域はトラップのゴミカゴでは間に合わないようです。
人が変わり、住む地域が違うと生活スタイルも違ってきます。
オーダーキッチンをプランニングする事は、住む人の環境も考慮していくことだと考え直した一日でした。
こんな三角コーナーもあるようです。
http://blog.livedoor.jp/puding_cat/archives/1524756.html